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COLUMN

コラム第1回 「ファンド」とは?

これから様々なトピックスを通じて、私どもミナトマネジメントの事業内容やビジネスに対するスタンスをこのコラムでお伝えしていきたいと思います。

 

記念すべき初回のテーマは、私どもにとっては当たり前のように使っている「ファンド」というものについて取りあげてみました。

私どもミナトマネジメントの主たる事業の一つに、「ファンド事業」があります。ファンドを企画・組成し、その管理を行うのがその事業内容です。

 

「ファンド」とは、一言でいうと、

「複数の人のお金を一つの器に集め、その集めたお金を何がしかの形で運用し、その結果得た果実(損益)をお金を出した人に分配する」

というものです。

 

この、「複数の人のお金を一つの器に集め」るというところがポイントで、それを「ファンド」と称しています。

 

一般的な投資の場合、例えば証券会社を通じて上場会社の株式を購入したり、ワンルームマンションの投資をしたりという「『一人』の投資家が資産を『一つ』取得する」のが典型的なパターンだと思います。

 

それに対してファンドは「一つ」の資産に対して投資する人の人数が「複数」になるのが一般的です。

 

ファンドは当然ながら「投資」ですので、投資先をどのように選定するか、投資条件(売買価格や保有期間、資産売却の判断)をどう定めるかということを誰かが決めなければなりません。

 

ファンドの場合お金を出す人=投資家は複数ですので、例えば投資家が全員集まって話し合いの上決めるということもあるかもしれません。そのようなファンドの形態も存在します。

 

しかしファンドに参加する投資家が多数いる場合、また、お金を出すのはいいけども投資対象に対する知識や経験がないという投資家もたくさんいます。そのようなケースで「投資家の話し合いによる意思決定」というのは現実的ではありません。

 

また、匿名組合のようにそもそも投資家=組合員がファンド運営の意思決定に関与できない場合もあります。(匿名組合については別の機会にその内容をご説明したいと思います)

 

そこでファンドの運用、すなわち上に記したような投資に関する意思決定を専門家に委ねるのが一般的です。

 

そのファンドの運用を一任されるのが「資産管理人」=アセットマネージャーと言われる立場の人で、略してAMとも呼ばれます。私どもの会社はこのAMという事業を一つのビジネスの柱にしています。

 

 

次回はこのアセットマネージャーの選定基準(どのような目線でアセットマネージャーを選ぶべきか)について、投資家の観点からお話をしたいと思います。

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