- Bits & Bobs
- 2022.03.01
コラム第37回(寄り道)当社のマンション区分投資事例
このコラムの場を借りて、当社の小さな案件のご紹介をしたいと思います。
昨年、福岡市にあるワンルームマンションの区分を取得しました。
主要駅から徒歩5分圏内にあるこのマンションは築30年超であるものの管理組合がしっかり管理されているからか共用部分は築年を感じさせない綺麗さです。
オートロックもあり、部屋のスペースもいわゆるワンルームタイプでエアコンもついています。
ただ、築古であることで同エリアの他の部屋との差別化ができずにいました。
また、部屋の中に洗濯機置き場がないこと(1階共用部にコインランドリーがあります)、備え付けの小型冷蔵庫が老朽化、そして「バスタブ・洗面台・トイレ」が一体となっている「3点ユニット」タイプであることなどが賃貸物件として大きなネックとなっていました。
【物件取得時の部屋の様子】
そのため当社が取得後、これらの課題を解決すべくリフォームを行いました。
・洗濯機置き場の設置
・個室トイレの新設(バス・トイレ別)
・冷蔵庫置き場の設置
これらのほか、一部の収納スペースを開けて解放感を出し、床や壁紙を一新、また照明の付け替えなどを行いました。
【リフォーム後】
このリフォームの結果、当初想定の賃料より20%近い賃料でのリーシングが実現しました。
適切な価値を見極め、必要なコストをかけることで築古の不動産物件の価値を上げられた好例だと自負しています。
当社は今後も規模の大小にこだわらず、自己投資・ファンド様々な形で不動産のバリューアップを行っていきたいと思います。